ペルソナ分析をWebサイト制作に活用

ペルソナ分析をWebサイト制作に活用する場合、ペルソナの気持ちになりきってWebサイトを見ることが大切です。ペルソナは「どんな気持ちでアクセスしているのだろうか?」と感情移入しながらコンテンツやデザイン、導線等を検討してください。

ペルソナになりきることで、ユーザーに刺さるコピーやコンテンツ、アイデア等も生まれてきます。

 

たとえば、マンションの販売サイトの制作でペルソナを「一人暮らしのOL」とした場合、そのOLの気持ちになりきることで「このマンションには宅配ボックスの設備があるので不在時でも安心できることを強く訴求しよう」といったアイデアも出てきます。

 

■ペルソナが複数あるときは?

商品やサービスによってはペルソナを一つに絞り込むことができない時は、それぞれのペルソナにあわせてコンテンツを作るようにしてください。

例えば、「三人家族の主婦」と「独身OL」の2つのペルソナが設定された場合、

TOPページはどちらにも当てはまる基本情報を中心としたコンテンツとし、「三人家族の主婦」や「独身OL」にはそれぞれのペルソナに合ったコンテンツやデザインを展開してください。

また、それぞれのペルソナにあわせてLPOを作たり、アクセス状況にあわせて別サイトを設けるのも一考かと思います。

 

ペルソナの検証

Webサイトを立ち上げたらログ解析をして、ユーザーにそのコンテンツがどの様に見られているのか検証することが必要です。

 検証に必要なログとして、直帰率、平均ページビュー数、一人当たりの閲覧時間、そしてコンバージョン率です。

(ログについては日を改めて説明します)

 

 又評価として、KPIや目標数値等を設定して確認してください。

 

もし、KPIや目標の数値にとどかない場合は、ペルソナを修正することも必要です。

勿論、コンテンツやデザインもそれに合わせて修正してください。

 

ペルソナは作って終わりではありません。

 また、想定したペルソナが正しいとも限りませんので、ログ解析をしながら必要に応じて修正を行いましょう。